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霊的進化

霊的進化への道 その1 人間の多重次元構造



人間の実体は肉体ではありません。

この物質次元は三つのエーテル層に分けられます。

しかし、我々が認識出来るのはその第三層にある、

一番光の周波数帯域の低い可視光線の世界だけです。

我々はその可視光線の世界だけを見て、人生というものを送っています。

それは仏教用語で言うと、無知であり無明であります。

人間の身体は多次元構造になっております。

ところが、物質の第三エーテル層だけしか認識出来ない我々の頭脳は、

その多次元構造の何たるかさえ、全く理解することが不可能です。

分かりやすい説明をしましよう。

中国医学を紐解くと、ツボや経絡脈口が存在すると理解されています。

例えば、物質的には何もない点( ツボ )に鍼を刺すと痛みが取れたり、病気が治ったりします。

このツボは物質次元の第二エーテル層に存在します。

経絡脈口にも同じことが言えます。

経絡脈口は人間の生命力をネットワークで繋ぐ不可思議なエネルギーの網です。

そのエネルギーのスポット( ボルテックス )がツボに当たります。

第三エーテル層にはさらに微細なエネルギーのネットワークがあります。

ここではチャクラと呼ばれるエネルギーセンターが働いています。

チャクラは渦巻きのように回転するエネルギーのスポットで、

宇宙や別の次元から来るエネルギーの中継供給地点とも言って良いでしょう。

さて、別の次元とは何でしょう。

我々は死んだら肉体という衣を脱ぎ捨てて霊となります。

霊となった我々は霊界に行きます。

仮に物質世界を三次元時空と呼ぶならば、霊界は四次元時空です。

四次元時空はアストラル界とも呼ばれます。

そこで我々はアストラル・ボディを持って暮らすことになるのです。

さらにその上にメンタル界という次元が広がっています。

これを五次元時空と呼んでみましょう。

メンタル界は低位メンタル界と、高位メンタル界の二つに分類されます。

そこでは、我々はメンタル体を持って存在しています。

さらにその上にコーザル界( 原因界 )と呼ばれる次元があります。

これを仮に六次元時空と呼ぶことにします。

ここで我々はコーザル体を持って存在しているのですが、その意識は超潜在意識の中に含まれます。

このコーザル界で人間の物質次元の因果律がコントロールされています。

その上には、ブッディ界と呼ばれる次元があります。

この次元を仮に七次元と呼びましょう。

この次元は悟りの次元であり、光の次元でもあります。

その上にはアートマン界と呼ばれる次元があります。

これを仮に八次元時空とでも呼びましょうか。

この次元は神々の次元でもあります。

天使たちもこの次元で働きます。

その上の次元が魂そのものです。

このように、人間の構造はたくさんの次元構造を持ち、

それが重なるようにして存在しているのです。

霊的進化とは、第三エーテル界、つまり物質界の人間存在が、

自分自身の魂にまで辿り着く、或いは帰還するための遠い旅路であります。

人間の霊的進化は、この物質界においての精神的周波数の波動を高めて行く旅なのです。

その旅は、物質次元においてのみ実現されることなのです。



霊的進化への道 その2 人類進化への道



人類の進化は、果てしなく長い旅である。

人間が次の進化レベルに達するためには、通常の因果律の世界に於いて、

約百万年の人生を費やさなければならない。

進化は宇宙の法則であり、目的であり、その存在理由と意志である。

我々が神と呼ぶ宇宙意識は実在する。

この地球に於いては、1,850万年前、

金星の第一エーテル界から

「サナート・クマラ」( 悟った仏陀 ) が地球に七人の従者を伴い下りて来られた。

この偉大な出来事により、地球に存在した霊長類に個別の魂が吹き込まれる道が開かれたのである。

我々が通常神として認識するのはこのお方の意識である。

地球意識、ガイアの意識とも呼ぶべきであろうか。

我々は、皆、このサナート・クマラの想像を絶する意識の中で生きている。

言い替えれば、我々一人一人の仲にサナート・クマラが存在するのである。

それは人間の高次元の意識 ( 真我 ) アートマンに例えることが出来よう。

人間は皆その真我に目覚めるために存在するのである。

真我に目覚めることこそが霊的進化の本質に異ならない。

人間の視野は狭く、この三次元空間の中の可視光線の光しか認識することが出来ない。

我々はそれを物質として認識する。

しかし、本質的な意味に於いて、物質は存在しない。

色即是空、空即是色である。

物質を細かく分けると、原始になり、素粒子になり、クォークになると現代科学は言う。

しかしそれは稚拙な誤りである。

クォークすら更に微細なエネルギーの活動によって成り立っている。

その微細なエネルギーも更に微細なエネルギーによって成り立つ。

その本質は、目に見えない光 ( 光線 ) である。

この構造が49次元続くのである。

人間の霊的進化は、この次元の壁を越えて行く上昇の旅である。

現在人間が存在するのは三次元第三エーテル界で、この宇宙では最も低い次元である。

高次元には人間の意識を超越した悟った大師や仏陀や如来、菩薩が存在する。

それは天使と言っても良いかもしれない。

いや、しかし、天使は別の進化過程を持っている。

人間は悟っても天使にはならない。

人間は悟と超人 ( アデプト ) となる。

超人となった大師 ( 覚者 ) には更に七つの道がある。

1. 地球上での奉仕の道

2. 磁力作業の道

3. 惑星ロゴスとなるための錬成の道

4. シリウスへの道

5. 光線の道

6. ロゴス自身の踏む道

7. 絶対的な神の子の道

である。



時間の科学 その1



現代文明に於いて、時間の科学は知られていない。

時間とは何であろうか。

それは回転であり、周期である。

地峡が回り、月がその周りを回る。

その地球もまた、太陽の回りを回り、太陽系も惑星を引き連れ、

プレアデス星団の中心星「アルシオーネ」の周りを、

約26,000年かけて、螺旋状に回っているのである。

我々が属する銀河系もまた、回転運動を続けている。

その周期は、約2億六千万年である。

つまり、宇宙は回転と、周期によって成り立っていることが分かる。

これは天文学的観測に裏付けられた定説である。

時間もその例外ではない。

回転する時空が時間である。

そこには周期がある。

例えば太陽黒点の11年周期。

東洋占星術の60年周期。

偉大なる古代マヤ文明が発見した、

260日周期 ( ツォルキン ) http://www.iprema.net/13moon/GAP.html と、

52年周期など、我々の存在するこの四次元時空には実に様々な周期があるのである。

では、一体何故、この周期があるのであろうか。

それは人類の進化のためである。

人類は進化する。

万物は進化するのである。

しかし、人間は特別に霊的にも進化する。

これを人類の霊的進化と呼ぼう。

万物は進化し、また宇宙も進化する。

物質次元では、ビッグバンが起こり、宇宙塵として拡散された量子が互いに引きつけられ、

やがて巨大な星に成長した。

これは物質の進化である。

地球が出来たのが46億年前とされているが、約40億年前に最初の生命が発生した。

その後、全球凍結、巨大噴火、

中でも、全海洋蒸発事件、などの大変動、巨大隕石の衝突などを経て、

生命はその命の絆を現在まで繋いで来た。

まさにそれは奇跡と言って良いだろう。

その目的は、霊長類という、知能を持つ生命体を創ることに他ならない。

人類は霊長類の中で、最も頭脳が発達し、二足歩行し、言語が使える生命体である。

この人類という生命体に魂が宿っている。

動物にも魂はあるが、それは個別の者ではなく、群魂として存在する魂の集合体である。

個別化された、人類の魂は、

人類の意識を魂のレベルまで引き上げるために、人生という旅路を与えた。

人間は人生という旅路で様々なものを学び、やがて、全てを悟り、次の存在次元に移行する。

これを、助成するのが時間の周期なのである。

26,000年に一度、太陽系はフォトンベルトと呼ばれる光が高密度に凝縮した領域を通過する。

このフォトンベルトの影響を受け、人類のDNAが飛躍的な変貌を遂げるのである。

フォトンの刺激を受けたDNAは、次々に命令を人間の身体に伝達し、

人間はその存在を構造的に変化させる。

この現象を、アセンションと呼ぶ。

時間の周期は、人類にアセンションの機会を与えるために存在する。

これが宇宙意識=神=創造主の真の目的なのである。

従って、創造主はこの宇宙を創造するにあたって、

ご自分自身の分霊 ( モナド ) を神に近づける旅路を人類に託したのである。

創造主の分霊から遥か遠くまで離れてしまった我々人類を、

また神の身元に帰還する旅を人類が容易に達成させるために、創造主は時間に周期律を創った。

それは、因果律と、同義語と言っても良い。

原因が起これば結果が起こる。

それがまた新たな原因となり新しい結果を創造する。

それら全てが時間の周期=因果律に支配されているのである。

すなわち、時間の科学とは、神の法則を知ることに他ならない。

神の法則を知るためには、自分自身の心の作用を死滅させ、

純粋意識 ( アートマン=真我 ) に目覚めなければならない。

この時間の科学を理解することこそが、アセンションへの近道であることは言うまでもない。



時間の科学 その2



本稿では時間を科学することに重点を置きたい。

時間とはそもそもなんであろうか。

この三次元時空、或いは四次元時空とも言うべき我々の世界では、

時間は一見直線的に流れているかのように見える。

しかし、それは誤った認識である。

時間は静止している。

言い替えれば、一瞬の今という時間のみが存在する。

過去も存在しなければ、未来も存在しない。

時間と意識には、重大な関連性がある。

例えばあなたが眠っていたり、気絶している時、あなたの時間は存在していない。

つまり、意識こそが時間を感じる作用なのである。

時間の本質の一つは周期である。

あらゆる周期が存在する。

太陽黒点の11年周期。

太陽の回りを地球が回っている365日周期、

月が地球を回る28日周期。

地球が自転する24時間周期。

素粒子の世界に於いても、マイクロセカンドの周期が存在する。

これらのフラクタクル周期が複雑に絡み合い、時間という共同幻想を作り出す。

意識が次元上昇すれば、もはや時間は存在しない。

あるのはただの静寂のみである。

そこには過去なく、未来もなく、永遠の現在の瞬間だけが存在する。

時間の本質には、もう一つある。

それは光である。

光は通常目に見えるものとして認識されるが、

目に見える光は、JIS Z8120の定義によれば、

可視光線に相当する電磁波の波長は、

おおよそ短波長側が360 nm〜400 nm、長波長側が760 nm〜830 nmである。

逆に、可視光線の外に位置する赤外線と紫外線を指して、不可視光線と呼んでいる。

光の速度は時間を計る目安となっているが、光のスピードは決して一定のものではない。

光は重力の影響を受け、そのスピードを速めたり、遅めたりする。

タキオン、ルクシオン、タージオン、などである。

ブラックホールを例に挙げてみよう。

重力崩壊を起こした星はその中心に向けて無限に収縮を始める。

光すらもその例外ではなく、加速しながら吸い込まれて行くのである。

光はポジトロン ( 陽電子 ) と

電子の衝突によって生まれる二つの光子 ( フォトン ) によって発生する。

ポジトロンは、100万分の1秒以下しかこの世に存在出来ない。

つまり、我々の世界は瞬間的な連続する衝突によって生み出されるフォトンの分裂によって

成り立っていると言って良いであろう。

この連続する衝突が生み出すフォトンの海の中で我々はまさに存在しているのである。

そのフォトンの中を我々の意識が移動すると、あたかも時間が過ぎ去ったかのように錯覚する。

時間は錯覚である。

つまり時間は大宇宙の無数に重なり合った周期と、

光の織りなす幻影の中で、人間の意識の作用により体験されるものである。

人間の意識の作用については、

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=7767103&comm_id=979113 を参照のこと。

時間の本質については、まだ計り知れない謎がある。

次回は、その謎に迫ってみよう。






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