渡邊 延朗・著 ガイア出版
壊れゆく地球‥‥
●アメリカ航空宇宙局(NASA)やペンタゴンの研究者は、
「日本では3千年に1度の巨大変動が進行中」と認識しているとの情報が、
2002年6月発売のある週刊誌に掲載された。
その週刊誌の記事によると、
アメリカの格付け機関が日本政府が発行する国債を格下げしたのも、
日本が地震によって壊滅的打撃を受けるという情報が根拠になっているのだそうである。
●アメリカ人テレス・マッケンナという研究者が、
「タイムウェーブ・ゼロ理論」というものを唱えている。
マッケンナによると「時代」が新しくなるにつれ、
人間の「時間」というものがどんどん速くなっているのだという。
たとえば、新しい文化が登場するテンポや新技術、
スポーツなどの記録が新記録で塗り替えられるまでの時間、
流行やファッションのサイクルなど、
どんどん間隔が縮まっているような気がするが、
マッケンナによると実際まさにそうなっているというのである。
(中略)
マッケンナはコンピュータを駆使し、
こうした時間の流れのサイクルを分析、
時間の加速の度合いを調べた結果、
2012年12月23日には、
加速が極限に達し、
なんと時間の流れがゼロになってしまうという予測を立てたのだ。
ガイアの真実‥‥、
地球の未来を識る
●1991年、
アメリカの天文学者ロバート・スタンレー博士は、
人工衛星の観測データから
プレアデス星団付近にあるフォトン・ベルトの存在を科学的につきとめている。
博士は報告書に次のようにしたためた。
「この濃密なフォトンは、
私たちの銀河の中心から放射されている。
わが太陽系は、
1万1千年ごとに銀河系のこの部分に進入し、
それから2千年かけて通過し、
そして2万6千年の銀河の軌道を完結させる」と。
●フォトンはきわめて高次元の電磁波エネルギーであり、
そのエネルギーはすべての生命体を原子レベルから変成させ、
遺伝子レベルの変容も行い進化させるといわれるほどである。
しかも、
寿命は無限大とされる。
●フォトン・エネルギーは、
あらゆる生物にドラスティックな影響を与え続けているのだ。
そのため、
敏感な人はすでに原因不明の体の変調を訴えているかもしれない。
一般的にはインフルエンザに似た症状がひんぱんに起きやすいとされる。
さらにめまい、
心臓動悸、
呼吸困難、
頭痛というような症状がでやすい。
また筋肉痛および関節痛、
あるいは痙攣という症状も少なからずみられるという。
●フォトン・ベルトの影響は地磁気の減少をもたらすほか、
フォトン自体が特殊なエネルギー場であるため、
地球の大気を徐々に加圧することになると予測されている。
これによって、
地球上ではますます異常気象による洪水や嵐による自然災害が多発する可能性があり、
当然のことながら、
地殻への変動を引き起こすことも考えられる。
また、
世界では火山の噴火や地震の発生が、
ますます増え続けることが予想される。
異変は地球全体で起きている
●アメリカとロシアの地球物理学や宇宙に関する研究の専門家が報告する、
地球大異変を指し示す具体的な最新のデータをいくつかご紹介しよう。
・火山活動は1975年以来地球全体で5百パーセントも増加している。
・地震活動は1973年以来地球全体で4百パーセントも増加している。
・1963年から1993年の間で、
地球上のあらゆる災害
(台風やハリケーン等、
土石流、
津波)が4百10パーセントも増加している。
・太陽系で発生する強烈なプラズマ流が最近1千パーセントも増加した。
春分点が獅子座や水瓶座に入ると、
地球規模の大異変が起きる
●西暦2001年、
占星学の世界では地球は魚座の時代から水瓶座の時代に入ったとされた。
(中略)
春分点が<獅子座>と<水瓶座>に入る時代は、
大きな変革の時代となることが、
あらかじめ設定されているとも言えるだろう。
結論的に言うと、
人類は約2万数千年間の「物質文明」と、
約1千年間の「精神文明」を規則正しく繰り返しているのである‥‥。
●2万数千年ごとに訪れるこの現象は、
人間をはじめ、
地球上のあらゆる存在の進化を促進する「通過儀礼」のようなものと言えるのではないだろうか。
新聞・テレビが伝える情報からみても、
現在の地球は太陽系全体を含めた「変動周期」を迎えているのは間違いない事実である。
●「アセンションするDNA」の著者としても知られる
アメリカ・デンバー生まれのヴァージニア・エッセンは、
雑誌のインタビューに次のように答えている。
―――フォトン・ベルトに入るとどのような変化が起きますか?
突入して1日目、
すべての電気、
磁気製品は止まります。
太陽、
月、
星々は姿を消し、
あたりは闇に包まれ、
気温は下がります。
これが3日間続き、
4日目、
少しずつ夜明けのような薄明かりと暖かさがやってきます。
星々が空に戻り、
フォトン・エネルギーが働き始めます。
そして、
私たちの身体と意識は完全に変わります。アセンションするということです。
――それまでに私たち一人ひとりが準備できることはありますか?
物理的には、
最低3日分の食料や水、
燃料などを確保することは必須です。
精神面では、
心を静かにすること、
日々を瞑想状態にすること。
これが非常に重要なことになります。
私たちは肉体を持っているため、
さまざまなエネルギーや波動を感じることに対して非常に鈍感です。
しかし、
すべてはエネルギーなのです。
目の前にある堅いテーブルも、
イスも物質として見えますが、
エネルギーから成っています。
心の内面を十分静かに保つと、
エネルギーを感じ始めます。
つまり、
魂の内側からのクリアな声、
そして外側にいるガイド的な存在からの情報に、
次第次第に気づけるようになってくるのです。
自分で人生で何をやりたいのか、
やるべきなのか、
明白にわかってきます。
オープンに意識とハートを保つこと。
そうすると物のエネルギーを感じ取ることができます。
私はこの情報を、
いたずらに皆さんの恐怖をかき立てるためでなく、
いかにして人類が生きのび、
何をすればよいかを伝えるために公開します。
フォトンを経て、
繁栄の時代が訪れるのです。
それは完全に人間の身体と意識を変えるのです。
「暗黒の3日間」が始まる
●アメリカ人コンタクター、
シェルダン・ナイドルが受け取った宇宙存在からの情報をここで紹介しよう。
彼は、フォトン・ベルトが地球に覆われる前後に地球の人類を救うための活動を行っている
宇宙存在である銀河連盟から情報を得ているといっている。
その内容でインターネットでも公開されている。
「変換の5日間‥‥あなた方は新しい身体で、
新しい時代に入る」
惑星の電気場と磁気場の崩壊が発生するとき、
同様にして地球のすべての原子が変換されることを可能にするでしょう。
あなた方の身体の原子は、
新しい身体の種類に修正されます。
身体が準エーテル体になるのです。
そして、
あなた方の周囲の意識のベールは取り除かれます。
あなた方はもはや第三次元の制限ある現実には住んでいないでしょう。
(中略)
第2日目までに、
大気が圧縮し始めるとき、
あなた方は地球の重力場でヌルゾーンからの圧力によって凝縮されている感覚を経験します。
そしてあなた方は膨張した感覚になります。
この膨張は約2日間だけ続くでしょう。
(中略)
あなた方が感じるであろう次の変更としては、
太陽の完全な欠如によって引き起こされる寒さです
(この温度低下は深刻になるでしょう――氷河期タイプの寒さ)。
(中略)
しかしながら、
変換の第3日目までに、
あなた方の惑星を夜明けのような微光が囲んでいるのを見始めるでしょう。
『日月神示』とフォトン・ベルト
●世界救世教の教祖・岡田茂吉氏は、
昭和6年6月15日、
千葉県にある鋸山の山頂で昇る太陽に手を合わせている時、
「霊界における昼夜転換の啓示」を受けたとされ、
教団の根本原理となっている。
教祖・岡田茂吉氏が記述したものを読むと、
「昼夜転換」については次のように説明されている。
・宇宙は数千年、
数万年ごとに昼と夜が転換しているが、
現在はその転換の直前である。
・過去さまざまな聖者が預言した世の終末とは、
夜の終わりであり、
この世が昼間を迎えると、
太陽黒点から放散される霊的光は強力になり、
その光に耐えられた人類は、
精神と物質が調和した黄金時代を築く‥‥。
●筆者の知人の一人である『日月神示』研究家、
中矢伸一氏によると、
戦前に自動書記(神の言葉が文字して表されたもの)されたといわれる『日月神示』にも、
フォトン・ベルトの影響を受けた人類のようすがありありと伝えられている部分が多数あるという。
(中略)
その『日月神示』から、
筆者自身が気になる個所をいくつかご紹介しよう。
神世の秘密と知らしてあるが、
いよいよとなりたら地震、
雷ばかりでないぞ、
火と水の災難がどんなに恐ろしいか、
今度は大なり小なり知らさなならんことになりたぞ。
一時は天も地も一つにまぜまぜにするのざから、
人一人も生きては居れんのざぞ。
それが済んでから、
身魂みがけた臣民ばかり、
神が拾い上げてミロクの世の臣民とするのぞ。
どこへ逃げても逃げ所ないと申してあろがな。
高い所から水流れるように、時に従いて居れよ。
いざという時は神が知らして一時は天界へ釣り上げる臣民もあるのざぞ。
何よりも改心が第一ぞ。
今の肉体、
今の想念、
今の宗教、
今の科学のままでは岩戸はひらけんぞ。
今の肉体のままでは、
人民生きては行けんぞ。
一度は仮死の状態にして、
魂も肉体も半分のところは入れかえて、
ミロクの世の人民として甦らす仕組、
心得なされよ。
神様でさえ、
このこと判らん御方あるぞ。
大地も転位、
天も転位するぞ。
もっとも苦しいのは1年と半年、
半年と1年であるぞ。
死んでからまた甦られるように死んで下されよ。
マコトを心に刻みつけておりて下されよ。
三分の一の人民になると、
早うから知らせてありたことの実地が始まっているのであるぞ。
何もかも三分の一ぢゃ。
大掃除して残った三分の一で、
新しい御代の礎と致す仕組ぢゃ。
三分むずかしいことになっているのを、
天の神にお願い申して、
一人でも多く助けたさの日夜の苦心であるぞ。
堪忍の堪忍、
我慢の我慢であるぞ。
半霊半物質の肉体とならねばならん。
今のやり方ではどうにもならなくなるぞ。
今の世は灰にするより他に方法のないところが沢山あるぞ。
灰になる肉体であってはならん。
原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ。
今の物質でつくった何物にも影響されない新しき生命が生まれつつあるのぞ。
岩戸ひらきとはこのことであるぞ。
少しくらいは人民つらいであろうなれど勇んでやりて下されよ。
大掃除がはげしくなると、
世界の人民皆、
仮死の状態になるのぢゃ。
掃除終わってから
因縁のミタマのみを神がつまみあげて息吹き返してミロクの世の人民と致すのぢゃ。
因縁のミタマには印がつけてあるぞ。
仏教によるもののみ救われると思ってはならんぞ。
キリストによるもののみ救われると思ってはならん。
神道によるもののみ救われると思ってはならん。
アラーの神によるもののみ救われるのでないぞ。
その他諸々の神、
それぞれの神によるもののみ救われるのではないぞ。
何もかも皆救われるのぢゃ。
生かすことが救うことになる場合と、
殺す(ふるいにかける)ことが救うことになる場合はあるなれど。
八方的地上から十方的地上となるのであるから、
すべての位置が転ずるのであるから、
物質も念もすべてが変わるのであるぞ。
これが元の元の元の大神の御神策ぞ。
今までは時が来なかったから知らすことができんことでありたなれど、
いよいよが来たので皆に知らすのであるぞ。
百年も前(黒住教の発生以来)から、
そら洗濯ぢゃ、
掃除ぢゃと申してありたが、
今日のためであるぞ。
岩戸ひらきのためであるぞ。
今までの岩戸ひらきと同様でない、
末代に一度の大岩戸ひらきぢゃ。
世界丸めて一つの国にするぞと申してあるが、
国はそれぞれの色の違う臣民によりて一つ一つの国作らすぞ。
その心々によりて、
それぞれの教え作らすのぞ。
古きものまかりて(死んで)、
また新しくなるのぞ。
その心々の国と申すは、
心々の国であるぞ。
一つの王で治めるのざぞ。
天つ日嗣の御子様が世界中照らすのぞ。
神の国光りて目あけて見れんことになるのざぞ。
臣民の身体からも光が出るのざぞ。
その光によりてその御役、
位、
判るのざから、
ミロクの世となりたら何もかもハッキリして嬉し嬉しの世となるのぞ。
今の文明なくなるのでないぞ。
タマ入れていよいよ光りて来るのぞ。
手握りて草木も四つ足も皆唄うこととなるのぞ。
み光りに皆集まりて来るのざぞ。
てんし様の御光は神の光であるのざぞ。
よき世となったら、
身体も大きくなるぞ。
命も長くなるぞ。
今しばらくざから、
辛抱してくれよ。
食物心配するでないぞ。
油断するでないぞ。
皆の者喜ばせよ。
その喜びは、
喜事となって天地のキとなって、
そなたに万倍となって返ってくるのざぞ。喜びいくらでも生まれるぞ。
この「日月神示」の予言は、
ここまで本書を読み進まれてきた読者には、
理解される個所も多いと思う。
特に「半霊半物質の世界に移行するのであるから、
半霊半物質の肉体とならねばならん」
「原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ。
今の物質でつくった何物にも影響されない新しき生命が生まれつつあるのぞ」
というくだりなどは、
フォトンの強烈なエネルギーによって
人間の身体がどのように変容するのかがわかるような気がする。
超能力者ベラ・コチョフカ女史の予言
●筆者は10年ほど前からブルガリアの超能力者として知られる
ベラ・コチョフカ女史と親交がある。
ベラ女史はこれまで2度来日し、
フジテレビの番組に出演したこともあるので、
彼女をご存知の方もいらっしゃるかもしれない。
実はベラ女史は、
筆者が会う数年前から、日本に必ず行くように天からの啓示があったそうだ。
筆者はある人物を通して彼女を知り、
ベラ女史が来日するためのお膳立てをさせていただいたという経緯がある。
彼女は旧社会主義時代に当時のソビエト連邦に招かれ、
ソビエト科学アカデミーで超能力判定テストを受けさせられたという。
そのテストの結果は驚異的なもので、
当時の科学アカデミー総裁がベラ女史に「あなたほどの能力を持つ人間は、
この地上に二人と存在しない」と絶賛したほどだという。
実はベラ女史が1992年に来日した際に、
わずか数人だけにしか告げていない天から受けた予言がある。
ベラ女史にメッセンジャーとして天からの啓示を伝えているのは、
モリヤ大師という霊的存在であり、
ベラ女史はその方の肖像画をいつも大切に身につけている。
筆者はその肖像画を見せてもらったことがあるが、
細面のあごひげをはやし、
目がやや細い人物であった。
イタリア・ミラノで10年前に出会ったオペラの先生が、
「実は自分もモリヤ大師からの啓示を受けている」と告げられた時にはいささか驚いた。
しかし、
それ以上に驚いたのは、
ベラ女史にそのオペラの先生にこれから会うのだと話したところ、
その人物の名前を彼女は正確に言い当てたことだ。
彼女が筆者を含む少数の人間に明かしたいくつかのことのなかには、
まだ公然とできないことも含まれている。
だが筆者はフォトン・ベルトの存在を知り、
真相を知るにおよんで、
その時点では理解不能だったが、
今なら理解できる予言が一つある。
それは彼女が語った次の言葉だ。
「人類がもう生きていたくない、
これなら死んだ方がましだと思う時がやって来る。
その時点で地球の人口の10パーセントも生き残っているかどうかもわからない」と。
では、
真相はどうなのだろうか‥‥。
マヤ人は「文明は暦とともに滅びゆくもの」と考えていた
●マヤ暦は現代の暦になおすと、
2012年12月23日(冬至)以降は記されていないことが広く知られている。
つまり、
2012年12月22日までしか、
マヤ暦には刻まれていないのだ。
このことが何を意味するのか、
永い間の謎とされてきた‥‥。
しかも、奇しくもこの日は「タイムウェーブ理論」を提唱しているアメリカ人、
テレス・マッケンナが「時間がゼロ」になると予測した日の前日にあたる。
マヤ暦が予言する地球が終わる日
●古代マヤの預言書『クアウティトラン年代記』によると、
マヤの大周期の5125年後に、
第五の太陽の時代は終わると書かれている。
さらに、
古代マヤ人が残した別の記述からは、
「天空に関する事件によって地球が滅亡する」のではないかという説がある。
その時期は、
西暦に換算すると2012年になるといわれているのだ。
超古代文明の謎を追究し、
全世界で5百万部という超ベストセラーとなった
『神々の指紋』の著者として知られるグラハム・ハンコックは、
2000年夏に来日を果たした際、
ある新聞記者のインタビューに次のように答えた。
「マヤが使っていたきわめて正確なカレンダーは、
西暦2012年に地殻変動で現代文明の大半が破壊されると予言している」と。
●マヤ暦が終わる西暦2012年12月22日は、
人類のホモサピエンスとしての歴史が終わる日でもあるということを、
米国のマヤの世界的研究家アグエイアス氏が語っている。
(中略)
筆者も地球や人類の絶滅は起こり得ないと考えている。
つまり2012年12月22日で終わるマヤ暦は、
フォトン・ベルトによって引き起こされる宇宙規模のリセット
――つまりスパイラルに進行してきた地球の時間軸が終息に向かい、
新たな概念の時間空間の世界へ向かうこと
――が起きるということである。
そのリセットで、
地球や人類は一段と進化し、さらにそのリセットによって、
ヒトはヒトでなくなる事態すら生ずるのである。
人類の進化と宇宙の法則
●宇宙におけるすべての惑星は、
ある一定の法則によって進化しているのだという。
さらにこの法則はどの惑星でも必要にして不可欠であり、
無視することができないのである。
また、
地球で生を受け、今現実に生きている私たちの眼には、
すべてが崩壊しつつあるように見えるのだが、
真実は、
世界そのものがより高次元の世界へと進化しつつあるということを意識すべきなのだ。
こういう宇宙規模での進化の時代には、
価値観が変わるために、
古い体質は必然的に壊れてゆくものであるが、
しかし、
これからは何事をするにも宇宙の動き、
目に見えない世界の仕組みを知らなければうまくいかないことになるのである。
すでにフォトンが現実を崩壊させている
●今、
地球環境はフォトンの影響によって急激に変わりつつある。
地殻変動や天候異変が増加したり、
世界的に洪水が多発したり、
地域によっては大干ばつに襲われたりしている。
さらに精神面や肉体面でも激しいストレスに苛まれ、
苦しみを味わう人たちも激増している。
このような現象はすべてフォトンのエネルギーが強まっているために起こっていると考えられる。
さらに金融や証券取引などでは世界的に不良債権が増え続けたり、
株価が大幅に下落したりしている。
目に見える天変地異の激増という物理的なパラダイムシフトに加え、
人類が数千年にわたって培ってきて到達した社会システム
――資本主義――をも崩壊しようとしているのだ。
インターネットでホームページを開いているある人物が、
最近の地球とそこに生きる私たちの現状について次のように記述している。
なるほどと思われるので引用させていただく。
近い将来に人類がいくつもの危機を経験することになる理由は、
こうすることで人類の意識の急激な変化と社会構造の転換を速めるためなのではないだろうか。
地球を襲う危機は、
人々に多くの克服すべき課題を与えることになるはずだ。
したがって、
そのことが結果的に霊的、
情緒的、
知的に人々を鍛える効果をもたらすことになるのではないだろうか。
つまり、
地球を襲う危機的状況は、
人々の心を開き、
その結果、
しばしば意識の急激な変化と社会構造の転換をもたらすような効果を引き起こすというのだ。
資本主義は崩壊する
●たとえば最近では、社会的に「偽ること」が許されなくなってきている。
2002年春から夏にかけて、アメリカで大騒動になった巨大企業の会計疑惑や、
日本での雪印食品や日本ハムなど食品会社のBSE
(牛海綿状脳症)騒動にからむ一連の疑惑行為などだ。
どうやら現代を象徴するキーワードは「まさか」という言葉でもあるようだ。
(中略)
このように「まさか」「まさか」の連続、
‥‥おそらくこの傾向は2012年まで加速度的に続くだろう。
なぜなら
アメリカ人テレス・マッケンナがコンピュータ・シミュレーションで予測したように、
時間は2012年12月23日の
「時間が消滅する日」まで最後の加速度的進行の段階に入っているからだ。
さらにホモサピエンスの歴史の終焉段階で、
人類が数千年かかってたどり着いた社会システム、
つまり「資本主義」すらも終わろうとしていることは間違いない。
新たな時代
――フォトン・ベルトに地球が覆われる時代――には、
強いものだけが生き残るという「競争原理」に浸りきった人間は、
適応が困難になるだろう。
当然、「自我意識(エゴ)」の強い人たちも生き残りは難しくなるはずだ。
これから大宇宙の「リセット」が始まる‥‥
●ただ、
このリセットは間違いなく「人類の滅亡」ではなく、
人類が次の段階に「進化」するために起きる。
この点はきわめて重要である。
だから、
けっしてこれから起きることに悲観的であってはならない。
宇宙意識を持つことが重要になる
●私たちはこの地球に生を受け育まれてきたのだが、
重要なことは生まれてきている間に、
魂が宇宙の真理に少しでも触れることにあるのだという。
そのために、
今私たちに求められているのは「宇宙意識」を持つということを最認識することだ。
私たちが「命」というとき、
それは「肉体の命」のことを指している。
宇宙的なレベルで解釈すれば、
それは進化のために必要な入れ物だということになる。
本来的には私たちが生きるということのためには、
魂の進化を第一義に考えなければならないはずなのだ。
筆者の手元に一冊のノートがある。
本屋や雑誌を読み、
気に入った一文があると殴り書きでメモをとるようにしている。
だれの著書だったか不明だが、
今でも筆者の心にズシンと響く一文のメモが残っている‥‥。
その魂とは宇宙意識より生まれ、
完全なる進化をして再び宇宙意識に戻るという、
複雑極まりないプログラミングをされた
全宇宙の無限に近い数の意識体それぞれです。
そしてあらゆる形あるもの、
また不可視のもの、
そのすべては意識体であり、
たとえていうならぱ地球上の鉱物や植物も群魂という意識体を有する形態です。
これらの意識体は長い年月を経て鉱物から植物へ、
そして動物へ、
それから人間へと移動します。
つまり、
それぞれを経験し、
他の進んだ形態へと意識の移動が行われます。
けっしてサルが人間になったのではなくて、
ある重要な時期に魂のスライドが行われております。
そして、
形態としての最後に人間が待っています。
ここからが本来の魂の進化の始まりです。
人間になったとき、
これは魂がこれより個人化することを意味しており、
一つの魂として宇宙意識に戻るための進化を行うことになります。
それは数次元の進化階段を上昇するにつれ、
魂は昇華され、
個が次第に全体の意識、
つまり宇宙意識へと融合されていくことになります。
読者へのメッセージ
この本のタイトル『RESET――リセット――』は、
編集を担当していただいた坂井泉氏の一言で決まった。
なかなかよいタイトルだと思う。
2012年12月22日に、
マヤ暦研究の世界的権威、
ホゼ・アグエイアス博士が指摘されるように
ホモサピエンス(人類)の歴史が終焉を迎えるとするならば、
まさにその日に「リセット」が起こる。
そらにその翌日の12月23日に、
テレス・マッケンナが予測したように時間がゼロになるとするなら、
これもまた宇宙開闢以来の大いなるリセットということになろう。
リセットが起きる10年後まで、
残された時間はわずかだ。しかも、
時間も加速度的に進んでいて、
最近1日は24時間ではなく、
どうも16時間ほどしかないように思われる。
それだけ時間が濃密になっているのだろう。だから、
「まさか」と思われる事態が次々に起き始めている。
またフォトンのエネルギーも、
日増しにだんだん強まっているように思われる。
「このような日々の中で、
私たちはどのように生きたらよいのか」
最近いろいろな方とお話できる機会が増え、
よく質問をされるのはこの点だ。
筆者は次のようにお答えしている。
「宇宙の果てのフォトン・ベルトを意識し、
そこに波長をあわせることが大切です。
そうすることであなたの身体のなかのDNAが徐々に変換し、
身体も意識も心も大きな変化を起こしていくはずです」と。
たぶんこれから天変地異という形で、
地球の激変が間違いなく始まるはずだ。
(すでに始まってはいるが、本格的になればより想像を絶するものになるだろう)
最近、屋久島生まれで17年間も屋久島の大自然の中で瞑想をし続けてきたと語る、
磯部自適さんという不思議な人物と、
ある方の紹介で出会った。
フォトンについてお話をしている時に、
彼は次のような言葉を一言漏らした。
「フォトンの波長に同調できない邪悪な心を持った人たちは、
間違いなく、
近々狂気に走り始めるだろう」と。
それもあり得るかもしれない。
なぜならフォトンは、
この地球も私たちの身も心も浄化するエネルギーだからだ。
しかし、
何が起きてもみなさんはけっして動揺しないで欲しい。
動揺することなく、
大宇宙あるいは自然に対して深くつながる意識を持ち、
人としてのスピリチュアルな目覚めさえあれば、
大変動後の時代に信じられないような世の中を迎えられるに違いない。
過去の時代の数多くの聖者と呼ばれる人たちは、
数十年にわたる苦難の修行の末に、
あるスピリチュアルな高みに達したといわれる。
しかしみなさんは修行することもなく、フォトン・ベルトを迎え入れるだけで、
それと同等の立場になれるのだ。
それがこれから10年後に起きる「リセット」の真相である。
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