堀 篤著の「預金封鎖であなたの資産が消滅する」(ガイア出版)という本です。
内容を簡単に説明します。
日本の政府財政は、
ほとんど破産寸前まで来ており、
「何か」のきっかけで、
経済危機、
通貨危機が訪れる可能性がある。
「きっかけ」として考えられるのは、
1.大手銀行の破綻
2.株式市場の暴落
3.外資系企業の資本引き上げあるいは破綻
4.政治的要因による円、株、債券の暴落 の4つである。
今後、
最も起こりうるパターンは、
インフレ政策の失敗から、
ハイパーインフレによる財政危機、
そして預金封鎖、
デノミ、
新税制という流れになるようです。
この流れの中で、
我々庶民の資産は、
ほとんど没収されてしまうことになります。
インフレ、
預金封鎖、
徴税の3つを避ける方法は、
徴税を避けることはできないが、
インフレと預金封鎖に対抗するためには、
やはり物への投資、
『金(ゴールド)』に換えておくのが最も良いと言うことです。
外貨として持つのもいいかもしれませんが、
果たしてどの通貨を持つべきなのでしょうか?
これは、
太平洋戦争後の流れと同じです。
やはり歴史は繰り返すことになるのでしょうか?
まだ時間的に余裕があると言えばあるのでしょうが、
残された時間が少ないことは間違いないと思います。
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