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肉食について=スピリチュアリズムから見た問題点 ( 200/8/10 )




スピリチュアリズム・ニュースレター27号(「心の道場」発行)を参考にして述べる。







ペットロスの話から、



いよいよ肉食の問題について取り上げたい。







多くの宗教が、



肉食を禁じているが、



スピリチュアリズムでは、



シルバー・バーチが、



肉食だけでなく、



動物虐待にも強く反対している。







シルバー・バーチが、



肉食に反対する理由として、



神の摂理に反する次の4項目を挙げている。











1) 神が与えた動物の命を人間が、



奪うことはできない。







地球の霊的な進化レベルは、



全宇宙の惑星の中で、



下から2番目の低さであり、



肉食はそれ象徴するものだという。







ちなみに、



最も低い惑星は、火星だそうである。







人間と同様に動物の生存権を認めるようにならないといけない。







殺される家畜にも人間と同じように痛みや苦しみがあることを忘れてはいけない。











2) 人間と動物とは、



利他愛に基づいた共生関係を求められる。







地球上で最も進化する人間は、



神の代わりに、



動物を愛し、



その進化を助ける責任がある。







肉食は、



最近の動物を愛するペットブームに、



水を差す行為だという。



確かにペットロスで悲しむ飼い主が、



平然と肉を食べる生活を続けるというのは、



矛盾した行為かもしれない。











3) 肉食は、



大地の恵みを公平に分配できない。







現在地球の4分の1以上の人々が日々の食事も事欠く飢餓の状態にある。







肉食は、



食物の公平な分配を奪うものである。







なぜなら、



家畜を育てるためには、



何倍もの穀物が消費される。







しかも、



肉食の恩恵に浴している日本やアメリカでは、



余った食べ物は、



ただちに廃棄されてしまう。







日本の影に多くの飢餓国がいるわけである。







神は、



大地から取れた穀物だけで、



人類が、



公平に生きられることを保証しているという。







家畜に回さずに、



餓えた人々に回せば、



飢餓は、



この地上からなくなるはずである。







真の人類愛は、



肉食生活からは生まれない。











4) 肉食は、



霊性進化に悪影響を及ぼす。







シルバー・バーチは、



説く。







「肉食はアルコールやたばこと同じように、



人体の質を低下させる」と。











神は人間を歯の構造からしても菜食動物として造っている。







肉食を減らすことが、



生活習慣病を防ぐ事は、



現代栄養学的にも証明されている。







肉食は、



人類が神の使徒として霊媒として神の愛に目覚めた時から、



避けて通れない問題だと言える。







アセンションの道にも関係しよう。











「人間は動物を食するために地上に置かれているわけではありません。







身体構造を見てもそれが分かります。







全体として見て、人間は肉食動物ではありません。」



(シルバー・バーチ新たなる啓示)

   

 




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